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無我茶館で中国茶

天王寺  「無我茶館」へようこそ(中国茶販売・中国茶教室)

台湾木柵鉄観音

                         台湾木柵鉄観音
 今日、台湾張迺妙茶師紀念館の張位宜先生より、木柵鉄観音を送っていただきました。木柵鉄観音の第一人者張迺妙茶師は1875年に生まれ、80歳でお亡くなりになりました。清代、光緒年間(1875~1909年)に福建省安渓から鉄観音種を張迺妙氏が木柵に移植し、栽培を始めたのが最初と言われています。安渓鉄観音の製法を元に、独自の製茶法を確立いたしました。
 木柵鉄観音は台湾を代表する半発酵銘茶であります。日光萎凋ー室内静置ー揺青ー做青ー殺青ー揉捻ー包揉-hong焙の製造法で作られています。hong焙は3回で行います。第一回目、80度で24時間焙煎します。五日後二回目の焙煎を行い、二回目の焙煎は90度で2時間焙煎します。更に五日後3回目の焙煎を行い、4時間で焙煎します。木柵鉄観音は強い揉捻と反復しての焙煎が特徴です。製造工程はかなり複雑であります。柑橘系の香りが焙煎の香りの陰にありますが、まろやかで香ばしい 甘い香りです。水色は艶のあるオレンジ系の黄金色です。無我茶館で味わうことができます。

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                   無我茶館ホームページ:http://www.k4.dion.ne.jp/~mugackn/
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  1. 2007/10/01(月) 18:02:46|
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中国茶文化について

Author:中国茶文化について
「無我茶館」 王 愛慧のプログ
中国茶葉学会栄誉会員
中国政府公認 一級茶芸師
中国政府公認 一級評茶師
国際武林闘茶大会 国際佳茗大使
国際武林闘茶大会 委員

台湾張迺妙茶師記念館館長張位宜氏、
中国茶葉博物館の研究員茶道文化専門家周文棠先生、
中国農家院茶葉研究所 虞富蓮教授、
浙江大学生物技術学院 湯一副教授、
茶文化研究家 中国国際茶文化研究会栄誉理事 湯浅 薫先生
指導の下で中国茶を学びました。
中国茶文化などについて、紹介していきたいと思います。
 
お茶教室、イベンドなどについて詳しくはホームページへhttp://mugachakan.jp/

「無我茶館」
大阪市天王寺区大道1-5-13東和天王寺ビル8F
tel&fax 06-6772-7650
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 火曜日・祝日

出張お茶会、茶道講座もございます、どうぞお気軽にご相談ください!

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