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無我茶館で中国茶

天王寺  「無我茶館」へようこそ(中国茶販売・中国茶教室)

ゴールデンウィーク 貴州省習水の古樹と大自然を巡る旅④ ~貴重なお茶~

                  ゴールデンウィーク 貴州省習水の古樹と大自然を巡る旅④
                             ~貴重なお茶~


       貴州省習水の古樹と大自然を巡る旅で製茶工場に訪れました際に貴重なお茶をいただきました。
       虫糞茶(ちゅうふんちゃ)、虫屎茶(ちゅうしちゃ)、中国語では chóngshǐchá)などとも言い、
    地元で有名な「老鷹茶 らおいんちゃ」の乾燥した茶葉を食する蚕のような幼虫の糞を集めたものです。

        老鷹茶はクスノキ科で、主として、雲南、貴州、四川、安徽省などに分布しています。
    13世紀の薬学書《本草纲目》には、「咳を止め、痰を切り、喘息を鎮め、暑気あたりやのどの渇きに
                      効果があるとの記述があります。

 「虫糞茶」は一見グロテスクに見えますが、濃い赤茶色の茶で、糞の異臭はなく香り高く、蜂蜜の甘みを含んでいます。
        葉が幼虫によって分解されるため、必須アミノ酸、とりわけリジンを多く含みうま味も増え、
     また、いわゆる善玉菌が多く含まれ、健胃作用、整腸作用、止瀉作用、止血作用もあると言われています。

          この貴重のお茶を少しいただきましたので、また皆様と一緒にいただきたいと思います。

             老鷹茶
                               老鷹茶

             虫糞茶
                               虫糞茶

             水色
                              濃赤の水色
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  1. 2019/05/12(日) 10:40:38|
  2. 中国茶の旅

プロフィール

中国茶文化について

Author:中国茶文化について
「無我茶館」 王 愛慧のプログ
中国茶葉学会栄誉会員
中国政府公認 一級茶芸師
中国政府公認 一級評茶師
国際武林闘茶大会 国際佳茗大使
国際武林闘茶大会 委員

台湾張迺妙茶師記念館館長張位宜氏、
中国茶葉博物館の研究員茶道文化専門家周文棠先生、
中国農家院茶葉研究所 虞富蓮教授、
浙江大学生物技術学院 湯一副教授、
茶文化研究家 中国国際茶文化研究会栄誉理事 湯浅 薫先生
指導の下で中国茶を学びました。
中国茶文化などについて、紹介していきたいと思います。
 
お茶教室、イベンドなどについて詳しくはホームページへhttp://mugachakan.jp/

「無我茶館」
大阪市天王寺区大道1-5-13東和天王寺ビル8F
tel&fax 06-6772-7650
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 火曜日・祝日

出張お茶会、茶道講座もございます、どうぞお気軽にご相談ください!

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