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無我茶館で中国茶

天王寺  「無我茶館」へようこそ(中国茶販売・中国茶教室)

四川省のお茶

                          四川省のお茶
 四川省といえば、パンダがとても有名で知られております。四川料理といえば、マーボー豆腐、日本でも人気が高いです。
 しかし、四川省はお茶の原産地としても知られており、中国の喫茶発祥の地とも言われております。四川省の中で銘茶の産地と言えば「蒙山」と「峨眉山」と言われており、四川省雅安県・名山県付近にある蒙山で採れるお茶は通称「蒙頂茶」とも呼ばれ、最も歴史の古い中国名茶であります。「蒙頂茶」の栽培は二千年前(前漢時代)にも遡り、唐代に皇帝への献上茶とされ、清代まで、「蒙頂茶」が皇帝への献上茶とされました。
 民国時代には、黄茶である「蒙頂黄芽」(もうちょうこうが)が代表的な「蒙頂茶」となり、春分の頃には、芽だけあるいは一芯一葉を基本に摘み始めます。すこし黄ばんだ緑色で、産毛が多いです。芳醇な味で、丸みと甘さがあります。
 そして、四川省彭山県の「峨眉竹葉青」(がびちくようせい)は、1964年に作られたお茶です。3月上旬に摘み取ります。一芯一葉ないし一芯二葉で摘むのを基本とします。茶葉は、扁平に仕上がり、竹の葉を想像させます。鮮やかな緑で、すこし尖った感じも受けます。味は、キレがよく、爽快な感じを受けます。水色は、緑がかった明るい黄緑色です。
 今回の大地震では、四川省が最も被害が大きく、たくさんの方々が亡くなり、とても深刻な状態に落ちいっています。日本全国で被害者の支援をするための募金活動を行っており、一人でも多くの被害者を救うため、無我茶館はじめ、皆様のご支援をよろしく御願い申し上げます。

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                        峨眉竹葉青
             無我茶館ホームページ:http://www.k4.dion.ne.jp/~mugackn/  
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  1. 2008/05/19(月) 16:08:04|
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中国茶文化について

Author:中国茶文化について
「無我茶館」 王 愛慧のプログ
中国茶葉学会栄誉会員
中国政府公認 一級茶芸師
中国政府公認 一級評茶師
国際武林闘茶大会 国際佳茗大使
国際武林闘茶大会 委員

台湾張迺妙茶師記念館館長張位宜氏、
中国茶葉博物館の研究員茶道文化専門家周文棠先生、
中国農家院茶葉研究所 虞富蓮教授、
浙江大学生物技術学院 湯一副教授、
茶文化研究家 中国国際茶文化研究会栄誉理事 湯浅 薫先生
指導の下で中国茶を学びました。
中国茶文化などについて、紹介していきたいと思います。
 
お茶教室、イベンドなどについて詳しくはホームページへhttp://mugachakan.jp/

「無我茶館」
大阪市天王寺区大道1-5-13東和天王寺ビル8F
tel&fax 06-6772-7650
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 火曜日・祝日

出張お茶会、茶道講座もございます、どうぞお気軽にご相談ください!

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