無我茶館で中国茶

天王寺  「無我茶館」へようこそ(中国茶販売・中国茶教室・出張茶会)

新茶情報(七) ~「碧螺春」産地偽造の困惑~

                           新茶情報(七)
                      ~「碧螺春」産地偽造の困惑~
 
 
 「碧螺春」は中国十大銘茶の一つに数えられている有名な緑茶です。特一級、特二級、一級、二級、三級で五つの等級に分けられております。もちろん等級の違いにより価格も違います。その中でも「洞庭」産の「碧螺春」は1番の高級品であります。
 しかし近年では「四川省」、「江西省」、「貴州省」、「福建省」産などの碧螺春も作られており、その碧螺春の価格は蘇州市産に比べ六分の一ほどです。蘇州市は昨年夏の猛暑と干ばつの影響で、生産量が半減する農家も出ていました。そして人件費の高騰、加えてこのような産地偽造ものの出荷で、農家の収入は減る一方です。蘇州市「碧螺春」生産農家からは大変心配の声も出ております。これからも産地のお茶を守る為に我々消費者は何をすべきか、改めて考えさせられました。
        製茶
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  1. 2014/03/31(月) 12:14:01|
  2. 中国茶・台湾茶情報

<受賞茶(比賽茶)限定>「台湾茶高級講座」第2回の講座を終えて、 

               <受賞茶(比賽茶)限定>「台湾茶高級講座」 第2回目の講座を終えて、 

 2014年3月より始まりました第1期「台湾茶高級講座」の第2回目講座が終了しました。第2回目の講座では2013年冬茶の木柵鉄観音「頭等賞」、「弐等賞」、「三等賞」、「優良賞」、そして同じ重焙煎の品種別「四季春」、「武夷種」、「金萱種」、「鉄観音種」を飲み比べました。「頭等賞」の木柵鉄観音に関しましては旨味、甘み、後味、優雅な香りと奥深い贅沢な味わいに、参加全員の皆様が言葉が出ないほど感動され、茶職人による最高の出来栄え、最高の味わいに納得、十分な理解を示されたご様子でした。品種別の飲み比べでは、それぞれの茶の特徴を感じ取っていただいたご様子で、これからもそのお茶がどの茶樹に属する品種かを区別出来るように分かっていただければ嬉しく思います。
            ◎極上の味わいを皆様にご賞味いただきたく、この度は特別に        
        「木柵鉄観音受賞茶」セットを4セット限定でご用意させていただきました。      
      「頭等賞」、「弐等賞」、「三等賞」、「優良賞」 4種類<各25g>入り 10500円
          
                ご希望の方は無我茶館までお問い合わせください。
         
         台湾高級茶2回目
        2013年冬茶木柵鉄観音「頭等賞」、「弐等賞」、「三等賞」、「優良賞」の飲み比べ

         高級台湾茶講座 2回目-2
         同じ重焙煎の品種別「鉄観音種」、「武夷種」、「四季春」、「金萱種」を飲み比べ
  1. 2014/03/29(土) 14:00:46|
  2. 台湾茶高級講座

新茶情報(六)~信陽毛尖、まもなく茶摘開始~

                            新茶情報(六)
                      ~信陽毛尖、まもなく茶摘開始~
 

 「信陽毛尖」は中国十大銘茶の一つに数えられている有名な緑茶です。昨年の冬と今春の雨量が多いため、河南省の信陽区の茶葉成長は大変良い状況です。もうすぐ清明節に入りますので、信陽区の農家はこの時期になると大忙しいです。
 3月21日前後に気温が上昇した影響で、山地の茶葉は既に発芽しており、このような気温が続けば早くにも今月末には新茶が出荷されます。
 春茶は一年間を通しての充分な養分を吸収していることから、栄養物質が非常に豊かで葉は肉厚、形状が重く締まっており、香りが高く、まろやかで濃厚な味わいになります。その他、春茶の栄養成分であるビタミンとアミノ酸の含有量が大変多いです。また、今年は茶摘みの人件費が上がった為、お茶の価格は昨年より少し上昇する見込みです。
 今月(3月)中旬には既に四川省産の「信陽毛尖」(※信陽毛尖は本来河南省産ですが、四川省では信陽毛尖の製造工程を真似して作られているものもあり、悪く言えば偽者ということになります。)が出荷されておりますが、その事に関しては河南省の農家から懸念の声も出ております。消費者の皆様も購入前には産地もしっかりと把握出来ればと思います。
           信陽毛尖
                             信陽毛尖
   
  1. 2014/03/26(水) 14:53:50|
  2. 中国茶・台湾茶情報

新茶情報(五) ~上海でもお茶を生産?~

                            新茶情報(五)
                        ~上海でもお茶を生産?~
 
 
 上海産の中国茶は今まであまり見たことがありません。ですが、先日の茶葉ニュースによると現在、上海の松江では15ムー(※1ムーは666.7平方メートル)の龍井戸茶を栽培しているようです。生産量が少ない為、ほとんどの方は飲んだことがないと思います。

 「上海丽農農業科技株式会社」会長の「張傑」氏は2010年から上海の浦东、青浦、松江などの地域を考察し、最後は工業区から遠く離れた「金山枫泾鎮下坊村」を基地として茶を植えました。面積は400ムー(※100ムーは1ヘクタールに相当します。)で、およそ80万株16品種の茶を植えております。ほとんどの品種は大紅袍で、少量の金駿眉、安吉白茶と西湖龍井もあります。

 お茶は一般的には山地で栽培します。ですので平原地帯にある上海でお茶を栽培するのが適しているでしょうか?「張傑」氏によると、緯度から言えば、上海の緯度は多くの茶産地と同じで、上海の気候は温暖、雨量も十分だそうです。ただし、肝心なのは土壌だそうです。上海の土壌はPH値7の黒土です。茶樹成長にはPH値6.5以下の酸性土壌(※中国の茶園には主に赤土、黄土、紫色土、黄褐土、烏砂土などの土壌があります)でなければなりません。その為に「張傑」氏は500万元の大金をを使って杭州臨安から5万トンの黄土を買い、上海まで運びました。その後上海の農地を70cmほど堀り、その黄土に入れ替えました(※木の成長にふさわしい土壌の厚さは、最低でも60cmは必要です。)茶苗は主に福建省から購入しました。平地と山地の気候が違うのでお茶の味はどうなるのでしょうか?一度飲んでみたいですね。
              龍井茶の釜炒り
                        龍井茶の釜炒り
  1. 2014/03/23(日) 11:27:09|
  2. 中国茶・台湾茶情報

第10期 台湾茶講座が終了いたしました。

                    第10期 台湾茶講座が終了いたしました 

 昨年11月より始まりました第10期「台湾茶講座」が土曜日クラス、月曜クラス共に全課程を終了いたしました。ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。今回の講座では全課程を通じて台湾四大銘茶(文山包種、凍頂烏龍茶、木柵鉄観音、東方美人)、受賞茶、高山茶、そして味わいの違いによる各種台湾茶<清香、蜜香、濃香、炭香>などのご紹介は勿論のこと、「東方美人茶」のお湯の温度(高温・中温・低温)による味わいの違い、「文山包種茶」の季節(春茶・秋茶・冬茶)による味わいの違い、「木柵鉄観音」の焙煎度合い(軽火・中火・重火)による味わいの違い、「日月潭紅茶」の品種別(原生種・紅玉種・アッサム種)による味わいの違いなど、皆様が実際に個々の茶器を用いてそれぞれ異なるお茶を淹れて飲み比べを行う授業を重点的に行って参りました。そうすることによりお茶の持つ性質、特徴などをより分かりやすく感じて頂けたご様子でした。私自身も皆様が淹れて下さったお茶を試飲し、そのお茶の持つ特徴などを感じ取る事が大変大きかったです。そして最後の授業終了後には、何名の生徒様から次回開講時にも引き続きご参加を希望されるお問い合わせもいただきとても嬉しく思っております。次回、第11期台湾茶講座では2014年春新茶を重点的にご紹介させていただく予定です。また引き続き、実践飲み比べの授業も重点的に行いたいと思っております。
      10 期台湾茶文山包種第10期台湾茶木柵鉄観音
                     文山包種と木柵鉄観音生産時期別の飲み比べ
     
  1. 2014/03/20(木) 09:49:01|
  2. 台湾茶講座

新茶情報(四)

                            新茶情報(四)
                       ~蘇州碧螺春 18日より出荷~
 

 茶葉ニュースによると今年の立春以来、蘇州の気温は昨年より低く、洞庭山碧螺春の茶摘み開始は昨年よりやや遅れている様子です。今年は今月(3月)の18日より少しずつ出荷され、本格的な出荷は22日からなる見通しです。生産量に関しましては昨年とほぼ同量となる見込みです。ちなみに昨年の呉中区洞庭山碧螺春の生産量は150トンです。習近平体制になって打ち出された「贅沢禁止令」の影響により、今年の洞庭山碧螺春の市場推進は「銘茶戦略」から「民茶戦略」に変更され、「高級品」の生産量を減らし「中級品」の出荷を増やす方向性にあります。
               碧螺春
                              碧螺春
  1. 2014/03/17(月) 17:23:41|
  2. 中国茶・台湾茶情報

「台湾茶高級講座」が開講いたしました。

              <受賞茶(比賽茶)限定>「台湾茶高級講座」開講いたしました。 
                   
 先日3月8日(土)より土曜クラス、3月10日(月)より月曜クラスと、無我茶館では初めての開講となります台湾茶(受賞茶限定)高級講座が開講をいたしました。両クラス共に今まで無我茶館での中国茶講座を受講されました方々のみ参加対象の講座となります。ご参加くださいました皆様、今回も誠にありがとうございました。また心より感謝お礼を申し上げます。
 第1回目の講座では台湾四大銘茶の一つである「文山包種」受賞茶(頭等賞)(二等賞)(三等賞)(優良賞)4種類及び、「韻紅紅茶」<優質><銀質>2種類をご紹介させていただき、その後には「文山包種」受賞別の品評茶も行わせていただきました。今後も引き続き品評茶の授業を行い、皆様に良質な茶葉の味や香り、特徴などを更に奥深く学んでいただきたく思っております。次回第2回目の講座は3月24日(月)、29日(土)にございます。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
    高級台湾茶講座2高級台湾茶講座1


  1. 2014/03/15(土) 10:30:36|
  2. 台湾茶高級講座

新茶情報(三)

                           新茶情報(三)
                翁家山の西湖龍井茶、今月20日に茶摘みの見込み
 
 
 現在、西湖龍井茶の生産地として有名になっているのは、獅峰(しほう)、虎跑(こほう)、雲栖(うんせん)、梅家塢(ばいかう)、翁家山(おうかさん)の五地域であります。この五つの場所で作られた龍井茶は「西湖龍井茶」と称します。
 中国茶葉ニュースによると翁家山の龍井茶は既に発芽しており、南向きの茶園は「龍井43」の品種の新芽が1センチほどに成長しております。翁家山の地勢は龍井茶の成長に非常に有利で、大部分の茶樹は南向きです。これからの天候が1週間ほど15~20℃で持続すれば茶葉は一芯二葉で、全長は3~4センチ位まで成長する見込みです。そこまで成長すれば20日前後には茶摘みが出来ます。ただ気温が下がってしまうと20日頃の茶摘みは難しくなります。
            獅峰山
                           獅峰山
  1. 2014/03/12(水) 09:50:12|
  2. 中国茶・台湾茶情報

2014年3月10日(月)、営業時間変更のお知らせ。

                  2014年3月10日(月) 営業時間変更のお知らせ        

         誠に勝手ながら3月10日(月)に関しましては午前10時~12時までの営業となり、
         午後からは都合によりお休みとなります。
         急なお知らせでご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

                   新年


 
  1. 2014/03/09(日) 10:34:32|
  2. お休みのお知らせ

第13期 初級講座開講

                          第13期 初級講座開講 

 今月の3月2日(日)より日曜クラス、6日(木)より平日クラスと新たに2014年度の初級茶藝師講座が開講をいたしました。今回の第13期講座開講に関しましては、以前よりたくさんの方々からお問い合わせ頂いておりました中、前回の講座より約1年半ぶりの新規開講となりました。今回もキャンセル待ちでのご応募でご参加いただけなかった方々に付きましてはご迷惑をお掛けし、誠に申し訳なく思っております。次回第14期開講時には優先的に開講のお知らせをさせていただきたく思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 今回の初級茶藝師講座に付きましても、中国茶の歴史、種類、保存方法、淹れ方、飲み方、聞茶などをオリジナルテキストに沿ってしっかり学び、毎回お一人ずつ中国茶を淹れる実践も行って参ります。これから皆様と一緒に、中国茶の知識をしっかり身に付けながらも楽しく講座を進めて行きたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
         13期 初級講座
  1. 2014/03/08(土) 09:52:20|
  2. 初級・中級茶藝師講座

福建省安溪県(閩南)はどんなお茶を生産する?

                    福建省安溪県(閩南)はどんなお茶を生産する?  

 安渓県(あんけいけん)は中華人民共和国福建省泉州市に位置する県で、鉄観音茶の産地としても有名であり、茶都の別称を有します。茶葉を中心とする農業が経済の主体であります。
   安渓県は主に鉄観音、毛蟹、黄旦(黄金桂)、本山、金観音、大葉烏龍、梅占などを生産しております。

     安溪鉄観音:安溪西坪鎮原産、烏龍茶中の名品。

     毛 蟹:安溪大坪郷原産、栽培し易く生産量も高いです。
    
     本 山:安溪西坪镇原産、鉄観音と親戚のような関係にありますが、成長と適応性は鉄観音より強いです。
          製品茶の品質は鉄観音によく似ています。
    
     黄金桂(黄旦):安溪虎邱美庄村原産、烏龍茶の中で風格が鉄観音と違うもう一つの高級なお茶であります。
       黄金桂の特徴は「一早二奇」と表現しています。一早:つまり芽生え、製茶、発売するのは早い。
       黄金桂の春茶は通常4月中旬から製茶を始め、その他の品種のお茶に比べて10日余り早く出荷されます。
       二奇:つまり外形の「黄」(光沢がある黄緑色)、「均等」、「細」(葉形は細長い)、
       内質の「香」(香りが高い)、「奇」(上品)、「鮮」(美味しい)。1985年に全国銘茶となりました。

     金観音:「福建省茶科所」により「鉄観音」と「黄旦」を人工交雑種した福建省産の新しい品種の
          烏龍茶です。遺伝性としてはやはり母性の鉄観音が強くて、また早生種で生産量も高いです。
          茶葉の形状は鉄観音に、香りは爽やかで馥郁的な黄金桂に近いのが特徴です。
     
     梅 占:安溪芦田鎮原産、栽培適応性が広く、生産量も比較的高いです。
       烏龍茶だけではなく、生産地によって紅茶や緑茶も製茶しております。

     大葉烏龍:安溪産、栽培適応性が広く、耐干ばつと耐寒、虫に強く生産量も高い品質の良いお茶です。
                鉄観音
                             鉄観音茶
  1. 2014/03/05(水) 14:38:34|
  2. 中国茶・台湾茶情報

新茶情報(二)

                            新茶情報(二)
               ~浙江省寧波市春茶初摘みの開始 凍霜害の影響で減産~
  
 
 2014年2月25日の寧波夕刊によると、「寧波市北侖区春暁鎮三山の茶葉基地」で茶摘みが始まりました。ここの茶園は立地が南向きで、独特の地形で保温性が強いため寧波市の中で毎年の早春茶はここから始まります。今、茶摘みを行っているのは「烏牛早」、「迎霜」の早生種です。
 2月初め頃、寧波の慈溪、象山など茶地区の千亩茶園は、地域ごとに大小異なる様々な凍霜害を受け、一部茶園の「平陽特早」、「烏牛早」など早生品種の芽が凍死してしまい減産の要因となっております。

          凍死芽
                  2011年3月径山寺の裏山  王 愛慧撮影
  2011年3月、径山寺を訪れた際に裏の山へ案内していただいて、大雪により凍死した茶葉を見せていただきました。
  何とも切ない気持ちでした。中国のことわざで農民「靠天吃飯」とあります。直訳すると農民は天に頼ってご飯を
  食べるという意味ですが、つまり農業はもっぱら自然条件に任せて収獲することから、天気の影響により大きく
  左右されるということです。
  それ以来、お茶に対する思いも大きく変わり、常に感謝の気持ちでお茶を頂き、どのようなお茶でも最後まで
  丁寧に頂くよう心がけています。
  1. 2014/03/02(日) 13:43:23|
  2. 中国茶・台湾茶情報

プロフィール

中国茶文化について

Author:中国茶文化について
「無我茶館」 王 愛慧のプログ
中国茶葉学会栄誉会員
中国政府公認 一級茶芸師
中国政府公認 一級評茶師
国際武林闘茶大会 国際佳茗大使
国際武林闘茶大会 委員

台湾張迺妙茶師記念館館長張位宜氏、
中国茶葉博物館の研究員茶道文化専門家周文棠先生、
中国農家院茶葉研究所 虞富蓮教授、
浙江大学生物技術学院 湯一副教授、
茶文化研究家 中国国際茶文化研究会栄誉理事 湯浅 薫先生
指導の下で中国茶を学びました。
中国茶文化などについて、紹介していきたいと思います。
 
お茶教室、イベンドなどについて詳しくはホームページへhttp://mugachakan.jp/

「無我茶館」
大阪市天王寺区大道1-5-13東和天王寺ビル8F
tel&fax 06-6772-7650
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 火曜日・祝日

出張お茶会、茶道講座もございます、どうぞお気軽にご相談ください!

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