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無我茶館で中国茶

天王寺  「無我茶館」へようこそ(中国茶販売・中国茶教室)

金駿眉の商標登録

               金駿眉の商標登録について(三)(連載)         
               茶葉ネット:5月19日のニュース 
              翻訳者:宮崎 彰子(第六期茶芸師卒業生)
 
  今のところ金駿眉市場は相当混乱する。市場上では金駿眉は多くが皆まがいものである。これに対して業界内の人士はこの状況は1つの企業の商標登録に保護を与えることに由来していて根本問題は解決されないとあげている。金駿眉にとってそれは当該どのような保護なのか?厳しく問いただす。博学である茶業界の人士は地理表示を商標登録するか、直接申請した商標証明に保護を与えるべきであると語った。
商標証明が指し示すものはその種の商標あるいはサービスが当該団体あるいは当該団体以外の団体や個人がその商品とサービスを使用することや当該商品やサービスの原産地、原料、製造方法、質量あるいはその特定品質の表示の証明を使用することを監督能力のある団体をコントロールすることを備えている。
このいくつかの製品の品質は地理的生産地いかんで決まる点を鑑みて、それゆえ、この種の製品はその原産地までの間に一種特殊な「関係」が存在している。
 ただ、この地域内の産出する製品はこの商標を使用することができる。福州の人々は知的所有権事務有限会社の揚梅仙主任が福建で今のところ、武威山大紅袍、正山小種、坦洋工夫は皆地理標示商標証明とする登録であることを説明し分からせたことを隠している。金駿眉は法律保護の空白区に属していて商標証明あるいは地理標示商標証明となす登録を提言している。
 商標証明が登録された後は「排他性」を帯びてくる。安渓鉄観音のごとく、ただ、安渓県内生産の鉄観音のみ安渓鉄観音と呼べる。これはすでに消費者に本当の原産地の地産品であるものを買い入れることが出来ることを保証している。又、地理標示生産品商標の使用者に比較的に高収入をもたらすことができることを保証している。
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  1. 2010/08/25(水) 17:00:48|
  2. 中国茶・台湾茶情報

「平城 遷都祭」でのお茶会

                        「平城遷都祭」でのお茶会
 只今、奈良の平城宮跡で開催されております「平城遷都祭 2010」で、先月の7月22日~24日の3日間、生駒市日中友好協会主催した「温故知新の街・淮安市」のブースで、無我茶館の第7期茶藝師講座卒業生の方々が中国茶会を行いました。当日はとても暑い中、たくさんの方が中国茶のブースにお越しいただきました。この日は、無我茶館王 愛慧が厳選した中国茶の中でも最も代表的な「安渓鉄観音」と淮安市の特産品 - 萎蒿茶(ヨモギ茶)をお出しいたしました。ほとんどの方が中国茶をいただくのは初めてと仰っておられ、初めていただく中国茶の美味しさにご満足されておられました。また、遷都祭のマスコットキャラクターでもある<せんとくん>も来てくれて、茶藝師の方もご来場いただいた皆様も楽しい雰囲気の中、3日間のお茶会を無事終える事が出来ました。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。    
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  1. 2010/08/18(水) 10:24:29|
  2. 出張茶会

中国 湖南貴州の旅

                  「中国 湖南省・貴州省の旅」
  無我茶館の第六期茶藝師講座卒業生で、日頃から無我茶館にお力添えをいただいております2人の茶藝師方々が、先月の末頃から中国の湖南省と貴州省の旅に行って来られました。現地での観光はもちろんの事ですが、本場の中国茶に触れる目的も兼ねてのご旅行で、大変有意義な日々をお過ごしになられたようです。普通、日本からの通常のツアーでは赴けないような場所で、貴重な場所での体験など写真満載で愉しくブログに記事を書かれていらっしゃいますので、是非ご覧いただければと思います。
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※上記の写真が掲載されている、湖南省と貴州省のお茶編のブログは、
 中国茶三昧 八香茶会の日々をご覧くださいませ!

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※上記の写真が掲載されている、湖南省と貴州省の旅行の様子が写真満載のブログは、
 秋結庵母屋をご覧くださいませ!
  1. 2010/08/12(木) 10:50:56|
  2. その他

金駿眉の商標登録について(二)(連載)

              金駿眉の商標登録について(二)(連載)         
                   茶葉ネット:5月19日のニュース 
                翻訳者:宮崎 彰子(第六期茶芸師卒業生)
   
         商標がもし一つの会社に認められたら、福建紅茶は打撃を受ける。
 今のところ、正山茶葉会社の金駿眉等の商標の申請に対し、大変多くの茶葉界の人士が、金駿眉を産出と普及には武夷山の多くの茶商が数年間共同で努力した成果であることを認識している。現在の金駿眉の人気があるのは一茶葉会社によるものではない。紹介によると、金駿眉は2005年に初めて生産され、武夷山自然保護区内の正山茶業に製造が委託された。当時、梁駿徳さんはその茶葉会社の製茶師で金駿眉は梁駿徳さんたちの研究開発によるものである。今のところ、梁駿徳さんが自分で設立している会社はこのことに対して、梁駿徳の息子の梁天雄さんの話では彼らの会社は金駿眉の商標を申請していない。しかし、彼の父親は金駿眉の研究開発に関わっている。ただ、桐木村の原材料を取得して製造工程も正山小種の伝統的製造工程上の発展させたものであり、彼らは金駿眉が集団の知惠の結晶であると認めており、桐木村の人の所有に属するとしている。
  武夷山の茶商蔡小平が記者に伝えたところによると、それより前に多くの人がこのことを皆認識していて多くの人の観点は全て金駿眉を製造した人の所有になることに不賛成である。これは桐木村にある農家の発展によるものである。福建省茶葉学会及び武夷山市桐木正山小種紅茶協会の有力人士もまた語るまでになっている。彼らは皆金駿眉等が公共資源であることを認識している。
  業界内のトップの人士の話によるともし金駿眉がただ一企業の使用に帰する事ができるようになるとそれはついには市場を独占出来る、これは農家や茶商の皆に不利である。彼が言うには今年金駿眉の原料の芽は500g毎で700元です。これは競走価格でもしただ一企業が金駿眉を制作出来るようになればその500gは100元に下げられる。農家の利益を保護する法律がないため、農家は茶を作らなくなった。金駿眉の人気と多くの紅茶茶商の普及宣伝は切り離せないものである。もし一企業に所有を帰すればこれは金駿眉に対する、さらにすべての福建紅茶の打撃は甚大なものである。
  1. 2010/08/09(月) 20:35:39|
  2. 中国茶・台湾茶情報

金駿眉の商標登録について(一)(連載)

                金駿眉の商標登録について(一)(連載)             
                     茶葉ネット:5月19日のニュース 
                  翻訳者:宮崎 彰子(第六期茶芸師卒業生)
 

   最近福建茶業界はまた波乱が起きている。武夷山の一茶葉会社が金駿眉と銀駿眉の商標申請し、国家工商統括局商標局の審査決定にひとまず通過し、同時に今年2月20日公告が交付された。それ以前に多くの武夷山茶葉会社がたとえ、申請したとしても審査決定を通過しなかった。
  これに対し、業界内で反発の声が現れ、金駿眉等の商標がただ一つの企業で使用されればこれは福建紅茶に甚大な影響を与えると憂慮する人がいる。今、国家工商統括局商標局の発布に異議の申し立てをした人があり、異議が成立するか否かは裁定を待たなければいけない。

         (商標公告期日前に、多くの茶工場が異議を提出する)  
  金駿眉は武夷山正山小種の最上級品種で、称は茶業界神話を為す。2005年、無から有に、短期間で価格は初めて世に出たものの500gが3600元から今の万元を超えまでになっている。金駿眉の人気に伴って2007年以来、自ら多くの武夷山の茶葉会社が金駿眉の商標登録を申請している。
 知的所有権を提供する専門の知的所有権事務有限会社の揚梅仙主任は記者経査詢に伝える。今回の国家工商統括局商標局審査決定の会社は福建武夷山国立自然保護区正山茶業有限会社です。その会社は2007年3月に申請を提出し、それとは別に同年2月、武夷山の別の一つの茶葉会社が申請を提出。
  昨年6月、商標局はこの二つの会社の申請を相次いで却下した。理由として金駿眉は紅茶の一品種名称であること。商品の品種名称や特徴と併せて消費者が商品のその原料生産の見分けが容易に出来るよう直接表示するのが商標であるとしている。
  揚梅仙さんの話では、申請が却下された後、唯一正山茶葉会社が商標局に出向き、補充材料を手渡して、提出は再審査された。昨年12月再審査が終わり、今年2月20日、商標局が公告を発表した。公告3ヶ月、本月20日の期日までにもし異議の提出をする人がなければ商標は正式に登録を許可される。今後その他の全未許可の茶葉会社は金駿眉、銀駿眉の商標を使えなくなる。
   昨日、揚主任が記者に伝えた。今のところ、武夷山桐木村が多くの茶葉会社が集団で異議を提出している。但し、異議が成立するか否かは商標局の裁定による。

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                               金駿眉


 
  1. 2010/08/04(水) 12:55:53|
  2. 無我茶館

プロフィール

中国茶文化について

Author:中国茶文化について
「無我茶館」 王 愛慧のプログ
中国茶葉学会栄誉会員
中国政府公認 一級茶芸師
中国政府公認 一級評茶師
国際武林闘茶大会 国際佳茗大使
国際武林闘茶大会 委員

台湾張迺妙茶師記念館館長張位宜氏、
中国茶葉博物館の研究員茶道文化専門家周文棠先生、
中国農家院茶葉研究所 虞富蓮教授、
浙江大学生物技術学院 湯一副教授、
茶文化研究家 中国国際茶文化研究会栄誉理事 湯浅 薫先生
指導の下で中国茶を学びました。
中国茶文化などについて、紹介していきたいと思います。
 
お茶教室、イベンドなどについて詳しくはホームページへhttp://mugachakan.jp/

「無我茶館」
大阪市天王寺区大道1-5-13東和天王寺ビル8F
tel&fax 06-6772-7650
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 火曜日・祝日

出張お茶会、茶道講座もございます、どうぞお気軽にご相談ください!

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