台湾春新茶会
7月26日、台湾ー春新茶会が開かれました。もっと早く、6月頃に開く予定でしたが、茶芸師、インストラクターの中国での研修などがあり、7月に延期いたしました。応募者が多いため、3つのクラスに分けさせていただきました。今回は台湾の春の新茶5種類を用意いたしました。
☆凍頂烏龍
☆四季春(焙煎の高いもの。)
☆阿里山烏龍茶
☆東方美人
☆木柵鉄観音(今年の新茶と8年ものの飲み比べ)
今回のお茶の中で、最も人気があったのは、阿里山烏龍茶と東方美人です。今まで飲んだ「東方美人」の中では、今日、飲んだのが「一番美味しかった」とおっしゃっていた方もおられ、とても嬉しかったです。今回の台湾茶は「台湾張迺妙茶師記念館」館長ー張位宜先生が自らお茶のティスティングを行い、お勧めしていただいたお茶です。
最近台湾でも、日本でも焙煎の低い清香烏龍茶が人気が高いのですが、今回は、すこし焙煎している「四季春」を用意いたしました。焙煎の強い「木柵鉄観音」に比べ、とても優しい味です。後味もとても甘みを感じます。次回は「中国紅茶会」を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
無我茶館ホームページ:http://www.k4.dion.ne.jp/~mugackn/
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- 2008/07/27(日) 14:36:21|
- 季節のお茶会
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茶焙じ(茶葉を炙る道具)
陸羽の『茶経』によると、、「餅茶」を飲む時には、まず「餅茶」を火に炙って、水分を取り、それから石臼で粉のように挽き、ふるいをかけてから、お湯で煮ると書いております。プーアル茶の産地、雲南省では、プーアル茶を一度炙ってから飲む習慣もあります。特に生プーアル茶は炙ってから飲むと、香りも味も、まろやかになり、とても飲み易いです。
先週の茶藝師教室で、生プーアル茶を炙ってから淹れて飲んだところ、とても評判がよかったです。年数が短い生プーアル茶は、渋みと苦味が強く、すこし飲みにくいのですが、一度、炙ってから淹れてみると、渋みも苦味も和らかになり、味もまろやかになります。皆さんも一度お試し下さい。炙る時間は、20分を目安にしてください!生プーアル茶だけではなく、保管が不十分で湿気た茶葉、味が落ちたように感じた時は茶焙じをしてみてください。

無我茶館ホームページ:http://www.k4.dion.ne.jp/~mugackn/
- 2008/07/14(月) 14:03:14|
- 中国茶・台湾茶情報
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中国杭州公劉子茶道苑認定茶文化教室
無我茶館は今年3月から、中国杭州公劉子茶道苑が認定した中国茶文化教室になりました。公劉子茶道苑は1992年に設立し、中国茶芸師、評茶員などを育成する中国茶道苑であります。成立して以来、中国全国、及び世界各国からたくさんの方々が訪れ、中国茶芸師、評茶員など、何万人もの人たちが卒業いたしました。中国国内でも、良く知られ、とても有名な中国茶文化教室です。公劉子茶道苑を主宰しておられる周文棠教授(別名公劉子)は、中国茶葉博物館の研究員であり、主に中国茶道文化を研究しております。国内、海外などにも、たくさんの論文を発表し、そして『茶道』、『茶館』などの本も出版しております。大学院の指導教員もなされております。2008年には、杭州茶葉市場で中国茶の専門店もオープンいたしました。周教授は、自らお茶のティスティングを行っており、中国茶文化の伝播に貢献しております。
無我茶館中国茶教室は、周文棠教授が認定した日本中国茶文化教室であり、公劉子中国茶道苑の分室となります。中国茶文化に興味がある方、気軽にお問い合わせくださいませ! 
認定書

(左)無我茶館中国茶講師ー王愛慧 (右) 周文棠教授
杭州公劉子茶道苑ホームページ:http://www.cys.sunbo.net/index.php?xname=09CEF01
無我茶館ホームページ:
http://www.k4.dion.ne.jp/~mugackn/
- 2008/07/06(日) 12:38:39|
- 中国茶講師ー王 愛慧
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